恋は盲目。恋じゃなくても盲目。
どんな組織でも、部署間の不協和音というのは起こってしまうものだと思う。いわゆる横の連携が微妙になるってやつですね。
どうして起こるか?
他部署の事が完全には理解出来ないからです。
少女漫画で、
「お前、アイツの気持ち分かんのかよ!」(右頬を殴る)
みたいなシーンがありますが、これはもうハッキリ言いいますが、逆立ちしてもアイツの気持ちは分からない。これが正解であります。だって、オレはアイツじゃないんですもの。
対個人でこんな感じです。況や(自分勝手な)個人が複数人集まる「部署」をや。
故に、オフィスにおける隣の部署は近くて遠い。彼等は彼等なりの考えがあり、それが必ずしも自分の島にとって有益であるとは言えない。
グループは自分中心でしかモノを考えられない存在なのかなと思う。そういう思考に陥ってしまう理由は、他部署の行動・思考がイマイチ理解出来ないから。その部署に所属しなけりゃ分からない事は実に多い。その昔読んだ政治学の本には、一定の規模の組織において、セクショナリズムは不可避であると書かれていた。
他部署との不協和音を緩和するために重要な役割を果たすのは様々な部署を異動した(させられた)人である。彼・彼女は、双方の立場または長所・短所を理解しているレアな存在。部署間の調整役としては適任だ。
かつて所属していた部署を離れて初めて、その部署の欠陥に気付くという話は多い。失ってみて初めて気付く身内の有り難みと似ている。
就職して一貫して経理畑にいる自分はさぞかし視野が狭くなっている事だろう。
なんでこんな事を書いたか。
先日、会社で某エライさんが、
『営業は王様だ』
と発言していたから。その人は当然ながら営業出身者。
営業が王様だと?見方を変えればソルジャーそのものじゃねーか。経理一筋のオレはそう思った訳です。営業部門と間接部門では考え方がまるで違うんだなと。
営業は利益を上げているから凄いと思ってるんだろうが、利益を生まない間接部門がいなくなったら、相当に面倒な事になります。
給与業務をやってるのはどの部署か。その部署がサボったら、支給日に一銭も振り込まれないんだぜ。オートマティックに給与が振り込まれると思ったら大間違いだ。それこそ毎月、アホみたいにチェックしている。
経理は請求書発行業務を請け負っているが、そこが機能しなかったらどうなる?逆もしかりだ。取引先に対する支払が滞ったら営業としての信頼はガタ落ちになる。その辺まで思考が至らない人が本当に多い。
それもこれも隣の縄張りの事が皆目分からないからだ。部署間の相互理解を深めるには、やっぱりジョブローテーションしか無いと思う。しかし、中小にはそんな事をやる余裕は無い。そもそも余裕が無い上に、人材が豊富じゃないから。故に部所間の確執は縮小せずにギスギスした関係になってしまうのである。
人数が少ない組織こそ一枚岩にならなければならないのにね。ざっくりとまとめると、組織に属する事を余儀なくされるリーマン稼業はそこまで楽じゃ無いって事ですよ。
BGM
THE BLUE HEARTS/1001のバイオリン
CHAGE & ASKA/クルミを割れた日
Mariah Carey/All I Want For Christmas Is You
WEST LIFE/My Love
森高千里/渡瀬橋

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