言葉遊び
仲間みんなで金魚花火を見に行った日、僕は彼女に告白した。
彼女は、小さな声で「大好きだよ」と言ってくれた。
普段はクールなのに、2人でいる時の彼女は甘えんぼだ。
そんな彼女と過ごした日々は正にHappy Daysだった。
肉の万世で黒毛和牛上塩タン焼680円を食べ、
「こんなにおいしいものを食べたことがないよ」
と真顔で言う彼女、さくらんぼ狩りで、子供のようにはしゃぐ彼女、映画に感動して泣き腫らす彼女、全部好きだった。
でも、桃の花びら舞うころ、彼女は突然僕の前から姿を消した。
数日後、部屋の掃除をしていると、あの花火を見に行った時屋台で買ったビー玉入りラムネのビンが見つかった。
ビンの底には「SMILY」と書いてある。彼女の落書きだ。
「誰かが笑顔でいれば、自然とみんな嬉しくなるんだよ」
彼女の口癖だった。
彼女が失踪したという事実をしっかりと受け入れるにはまだ
まだ時間がかかるだろう。でも、できるだけ笑顔でいようと
思う。
僕が笑顔でいれば、誰かが嬉しくなる筈だから。
今回も使い回しであります。
2006.07.09に作ったモノらしい。

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