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理想論

幸福は相対的な概念だと思う。よって、今自分が幸福であるか否かは、自分の周囲の状況に規定される。これはオレの意見であって、必ずしも自分が正しいとは思っていない。オレは絶対神じゃないですから。

いきなり「幸福ですか?」と問われると、答えに窮する。でも多分、オレは『不幸せ』の方に入るんじゃないかなと。おいおい、ちょっと待て。Jリーグの試合で、応援するチームのゴールが決まっただけで、心の底からガッツポーズできるなんて、超幸せだよ。そんな風に言われるかも知れない。

だが、もっと人生を俯瞰して眺めると決して幸せでは無い。

バブル期以前の人間は、程度の差はあれど基本的に右肩上がりに所得が上がり、そのまま、一定水準を維持し続け退職を迎える事が出来るだろう。会社に、その報酬に見合った労働力を提供していないのが明白な人であってもね。

だが、オレの世代は違う。右肩上がりに給料が上がるなんて事は有り得ない。このシステムを維持するには、会社(大きく言えば日本という国家)が(経済的に)発展し続けなければならないからだ。どう考えても不可能でしょ。

年功序列というシステムはそんな理想論が元となっているのである。未だにしぶとく残っているが、崩壊するのは時間の問題だろう。日本の雇用制度のもう1つの柱、終身雇用は崩壊への道を一足先に進んでいる。

しかし、上記2つのシステムは必要以上に色濃く社会に根ざしているのが実情だ。とりわけオッサン以上世代はそのまま旨味だけをゲットして、逃げ切ろうとしている。そして、それが可能な状態となっている。誰もメスを入れないから。

政府が切り込める訳が無い。政治家の支持層の大半はオッサン以上世代。彼等にとって不利益な政策を推し進めようものなら、票を集める事が出来くなってしまう。政治家は当選してナンボ。落選した瞬間から、ただの党員に成り下がる。支持層には良い顔をするしか無いのである。

年功序列は賃金の下方硬直性を、終身雇用は労働市場の硬直性を生み出した。そして、前者は労働生産性の低下を、後者は非正規社員または派遣社員などの雇用弱者を増幅させる事となってしまった。

使えないオッサン以上世代がのさばっているが故に、「そこそこ能力のある新卒」の就職への道が閉ざされてしまっているのである。就職出来ないのは、その人間に実力が無いからだという論は断じて違う。多くの「若者」は多額の人件費を必要とするオッサン以上世代の犠牲になっているのだ。

正社員になれなかった人間で、特に真面目な性格の人間は契約社員や派遣社員になってでもしっかり労働しようとする。だが、これが正に茨の道。非正規社員の期間が長くなればなるほど、雇用強者たる「正社員」にはなるのが困難になってしまうのだ。日本の労働市場は硬直しているから。

犠牲になるのは雇用弱者と相場が決まっている。正社員はビックリするくらい保護される。もう色々おかし過ぎるだろ。

アメトーークが面白過ぎるので、もう結論を言うが、やっぱり解雇規制緩和が必要。まあ実現可能性は限りなく低いと思うけど。正社員も割りを食う側に回るべきだし、フリーライダー(平たく言えば給与泥棒的社員)を減らすべきだ。

先程、理想論という言葉を使ったが、これこそ理想論ですね。嗚呼、文章を書いていて酷く疲れた。

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