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微妙な空気

昨夏の希望退職による人員整理以後もなかなか上昇気流に乗れない会社、そんな状況下でありながら、夏のボーナス無しという最悪の事態は何とか免れる事ができた。

賞与の金額算定に関する説明は、各事業部門ごとに30分弱程度の時間を使い、KING同席の元、妙にカッチリとした形で取り行われた。

ざっくりと前半期の売上総利益、販管費(内訳含む)、営業利益を明示し、これらの数値の昨対比及びその数値となった原因などが発表された。従業員に配布された資料自体、自分が作成したモノなので特に目新しい事は何も無かった。数字は完全に把握している。

経営陣が何を伝えたかったのかよく分からないが、十分過ぎる程の悪意を含めた上で解釈すると、

実際、賞与原資を確保する程の利益は上がっていないが、温情で、仕方無くボーナス出しますから

という感じである。恩着せがましさが透けて見えてちょっと鬱陶しい。まあ、貰えるモノはもちろん貰いますが。

最後に進行役のヘッドが、
「せっかくKINGが同席しているので、この機会に質問があるならどうぞ」という趣旨の発言をした。

マネージャ―であるGoldさんが口火を切る。現在の会社の経営状況は、KINGにとって順調な状況であるか?という質問。

KINGは市況が、景気が云々と長々と話をしたが、質問に対する答えに非ずという答弁。煮え切らない回答。

質問者もオレと同じ感覚だったらしく、
「結局、順調だとお思いですか?」
と再質問。

またしても要領の得ない回答。会議室に微妙な空気が流れる。これ以上つっこんでも満足いく回答が得られいだろうというその場にいた全員が思ったに違いない。

だがオレは攻めた。PLを作成している担当者としてこれは是非聞きたいと思っていたので。
「4-6月期は営業利益ベースでマイナスの利益目標を掲げていますが、この計画を策定した明確な根拠を教えて下さい」

果たして、KINGからの回答はオレを、その場にいた人間を納得させるに足るモノでは無かった。要約すると、翌四半期、翌々四半期で十分プラスになると睨んでいるからという内容。思っているだけで、そうなるなら誰も苦労しないし、人員整理などする必要無かったでしょうが。

十分なプラスを現実させるために具体的施策を考え、舵を切るのが経営陣の仕事でしょうが。それを呈示して下さいよと。

オレはさらに踏み込む。
「という事は、4、5月は目標達成しているので、十分な売上水準であるという捉え方をしている訳ですね?」
『全然甘いです。危機感不足ですよ』という思いを込めた積もり。

KING
「十分だとは思っていません。もっとやって欲しいと感じている」
もう訳ワカメ。だったらもっと高い数値目標を立てるべきなのでは

一体何を考えてんだか。

支給額から差し引かれる社会保険と所得税を合計すると約17.2%。控除されまくりである。やれやれだ。

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コメント

自分の仕事内容から当然浮かぶべき疑問・質問。
要は景気頼みってことですか。。

しかしこれができる人は意外に少ない。
転職も視野に入れれば!?

決算期をこなしたK理は結構重宝されている。
英語ができればなお可。IFRS絡みらしい。

ダーウィン流にとらえれば、変異と適応なわけだが、
もともと適応条件が緩かったために生き延びている、
という事例は多々ある。
あとは「環境を変える」という荒技。これは囲い込みだったり
慣習だったり。

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