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黒のパスケース

数時間仮眠。麻雀の開始時間には到底間に合いそうもない時間だった。麻雀に行く際は電話するという約束だったので、とりあえずsngに電話。出ねえでやがる。もう1度電話しても反応無し。

前日の忘年会の最中、loostAから麻雀参戦に対して臆病になっている雰囲気のメールが届いていたので、奴の負担を軽減するためにも起きたら速効で行こうと思っていた。着替えて、そのまま自宅を出る。東西線で高田馬場へ。

駅に着いて、今度はparanoidに電話。繋がる。

「どこ?来れんの?」
「今、馬場駅出たところ。みんな、雀早稲にいんの?」
「まだ。満席だったから、えぞ菊で昼飯食ってた」
「loostAは?」
「来てるよ」
ちゃんと来てるのか。

雀早稲で落ち合う事にして電話を切った。

早稲田通りを歩く。自然と気持ちが高ぶるのが分かった。学生時代足繁く、多い時には週1回以上通った雀荘に、5年振りくらいに行くのだから、そうなるのも無理はないだろう。おばちゃんはいるかな。当時と同じ、虎の柄の変てこな洋服を着ているだろうか。そして、オレ達の事を覚えていてくれるだろうか。

店に着くと満席の札がかかっていた。とりあえず中に入って、若い店員に聞いてみると、すぐ1卓空くので清掃する時間待ってもらえれば入れますとの事。椅子で待っている間にみんな―チカセンの同期で尚且つ、いつも「つるんでいた」方々―と合流した。夏以来の再会。半年振りじゃ、外見はさほど変わっていない。

店内を見渡したが、おばちゃんの姿は見当たらなかった。残念至極。

旧友達との麻雀、それ自体が最高に面白かった。勝ち負けを超越した、とてつもない魅力がある。やらずとも見てるだけで満足できた。丸椅子に座ってparanoidとかえる王子の手配を見比べていたが、彼等の打ち筋は、オレがよく知る彼等のそれであった。オレでもそうするだろうなあ、そうだよなと心の中で思う。そんなのって楽しくてしょうがない。

2時間という限られた時間しか参加出来なかった事が悔しいとすら思った。今度やる時はとことんやりてえなあ。loostAも楽しんでくれたみたいだし。


プレーの途中、携帯が震えた。非通知と書いてある。すぐにピンと来た。これは朗報に違いない。

「吉祥寺駅事務室ですが、Tさんの携帯でしょうか?」
吉祥寺?なぜ?と思いつつ答えた。
「はい。Tです」
「パスケースの落し物が届いております」
来たあ!急所であるペンチャンの二筒よりも何よりも、オレはこの連絡を待っていた。思わずガッツポーズですよ。

そんな訳で、パスケースは無事にオレの元に戻って来たのであった。吉祥寺と聞いて、ちょっとチャージされた金を使われたかと訝ったが、幸いな事に、チャージの無断使用も無い状態であった。拾ってくれた方には感謝しても感謝し切れない。名前も顔も知らんので、本当に感謝できないですけれど。ともかく、ほぼ完璧な結末を迎える事ができた。

飽くまでも「ほぼ」完璧。

どこで落としたか、何故、乗車した電車では辿り着く事がないJR吉祥寺駅に届けられたのか。それらの謎は解明されてはいないのである。

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