理想的な体型
日曜、修了試験終了後、水道橋駅まで歩く途中、無事に一仕事やり終えたという事もあり、よし、酒でも飲んじまおうと思ったのだが、その刹那、翌日朝に健康診断がある事を思い出した。
健康診断、前日の夜にアルコールは御法度だ。確実に異常値が出て、再検査の対象者となってしまう。飲みたい時に酒が飲めない。これはキツイですね。オレは、毎日欠かさず晩酌をする様な人間ではないが、飲みたい時は本当に酒が飲みたくなる。巡り合わせの悪さを恨む他ない。
しょうがないので、おとなしく部屋で過ごす事にした。帰宅してテレビを点けると、26時間テレビがグランドフィナーレを迎えるところであった。土日、朝~夕方で講習だったので、ほとんど見ていない。土曜の深夜は相当クオリティが高かったと後に聞いた。当然、見れず。何もなければ、絶対に見ていたよ。やはり巡り合わせの悪さを恨まざるを得ない。
フィナーレ開始前、ヘキサゴンファミリーのほとんどが今にも泣きださんという表情をしていた。長丁場の出演、心底大変だったんだろうなあと思ってはみたが、その過程を一切知らないので、全く付いていけないという感じ。
一同泣きながら、訳の分からん歌を大合唱。歌を歌う直前、島田紳助口から、「野久保が勉強のために旅に出るため、来週以降ヘキサゴンに出演しなくなる」事が発表された。これを事実に近い形で変換するならば、「独立騒動で事務所と揉めたため、来週以降干されてしまう」となるだろう。まあ芸能界ってのはそういう世界ですよ。面白い事に、スポーツ新聞各紙はこれを一切報じていないそうで。確実に大人の力が働いておりますね。
月曜、健康診断。胃の検査では、2年振りにバリウムを飲んだ。バリウムはどうしても好きになれない。白色で、味は甘い。喉の通りが著しく悪いシェイクという雰囲気の液体だ。そして、とてつもなく重い。これは感覚的にも、質量的にも。
すべての検査を終えた後に医者との問診がある。PCのディスプレイ上には過去数年のデータと共に、ついさっき測定したばかりのデータも表示されている。問診はそれを見ながら、行われるのである。もうホント、21世紀ですよ。
「基本的に問題ないですねえ」という言葉から始まった。昨年、心電図の波形異常(と言っても健康に影響を及ぼす様なレベルじゃない)があったのだが、今年はそれが綺麗に解消されていた。
身長、体重のページへ。すると、医者はにこやかな顔をしながらこう言った。
「いやあ、tさん、本当に理想的な体型してますよ。太っておらず、痩せ過ぎずでバランスの良い数値です」
実は、高校時代から度々言われた事があるセリフだが、医学に精通している人に言われるとなると、ちょっと違うね。
「どうもありがとうございます」
何故かお礼を言ってしまうオレ。
メタボ検診のため胴囲の測定を行っているが、胴囲の数値も昨年より少なくなっていた。この1年で胴回りはスリムになったらしい。ずっと履き続けているクロスウォーカーの成果なのか、最近真面目に取り組んでいる腹筋の成果なのか。その要因は分らないが、ともかくメタボからの距離が一歩遠のいた事は素直に喜ぶべきだろう。
食生活は乱れ気味、慢性的な運動不足、酒量もそこそこ。それでも医者をして理想的な体型と言わしめた。
何故なんだ?理由さえ分かれば、本でも書いて一儲けできるかも知れないのになあ。残念である。
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