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2008年11月の29件の記事

大会議室

本日、ボーナスの金額発表が行われた。弊社では、各マネージャーがそれぞれのメンバーに発表するというルールとなっています。

オレの上司は、メンバーを別室に呼んで、個人個人に発表するスタイルである。いつも職位が上の人間から順に呼ばれていく。

上司が「T、ちょっといいか」とお決まりの台詞を投げかけてきたので、オレは上司の後に続いて大会議室へ入った。

2人とも、だだっ広い空間の隅の方にある椅子に座った。今回も、いつもと同じ様式の資料を手渡された。

「冬の賞与について。お前はPL表を作っている人間だから、現在の会社の状態はよく分かっていると思うので、敢えてそこに書いてある事は説明はしない。後で文章を読んでおいてくれ」
「はい」
「次のページ、肝心の金額だが○円」
実は、この金額が自分自身のボーナス支給額ではない。この金額に職位・前半期の評価によって変化する係数を掛ける事により、ボーナス支給額が決定する。つまり、発表される金額は、ボーナス算出の基礎となる重要な数値なのである。

「夏と比べてマイナス20,000円になっている」
ここで言葉を切り、オレの顔を見た。オレは感想はどうだ?と問われていると捉えたので、口を開いた。
「いやあ予想以上でしたねえ。もっと少ないと思ってましたよ」
貰えるだけで有り難い。

上司は、全く違う思いを持っていたらしい。何故かは分からないが、その思いをオレにぶつけてきた。
「家族持ちには辛いぜ。これ以上下げられたら死活問題だ。はっきり言って少な過ぎるこれまでの貯えが山程あるのに。この規模の会社の部長級で、娘を私立に通わせることができない、いや、実際できないという訳じゃないが、それでも、かなり苦しいってのはどうなんだろうと思う」

まだ止まらない。
「そもそも前半期の利益をベースに金額を決定するという制度に違和感を覚える。直前の業績までは読めないので、(教育その他の資金設計の)見通しが立てられない。前年度の利益をベースに、当年の業績を加味するような決め方にしてもらいたいところだ」

相槌を打ちながら、『なかなか言うねえ』なんて思っていると、上司はシニカルな笑みを浮かべつつ、最後はこう締めた。
「まあ、お前にこんな事を言ってもしょうがないんだけどな

40男の哀愁を見た気がした。


BGM
THE EAGLES/Desperado
BON JOVI/These Days
GOTTHARD/Let It Rain
JOURNEY/The Sunshower
VAN HALEN/Not Enough

ついに書き始めた

現在1,611文字。

昼休み、会社を出る前に、コピー機の前の箱に大量に入っている印刷し損じた紙を持ち出し、カフェで文章を書く。帰宅後、それに修正を加えつつ、深夜にword入力する。ここ3日間はそんな感じでやってます。

自分の構想では大きく分けて、複数のシーン(特にそれと分かる様に章を分けたりはしていない)があるのだが、そのうちの最初のシーンが終り、次のシーンに入った所。

既定の10,000文字だが、これはかなり少ないね。この文字数で物語を完結させるのは、相当センスがいると思う。松尾芭蕉クラスじゃなきゃ無理だね。文字数は消化すれど、ストーリーが、そんなには進んでいかない事を実感している。

言いたい事はハッキリしているのに、それを納得いく形で表現できない。そんなもどかしさを味わっている。筆力の無さなんでしょうね。今はとりあえず、手元に国語辞典が欲しいです。

辛いが、試験勉強の追い込みより楽しいような気がする。

オレには、最低限、超えなければならない作品がある。絶対という訳でもないけど、負けられない、というか負けたくない戦いがそこにはある。

戦いは始まったばかりだ。

ヤバイねえ

何がってそりゃ、ちょっとした物語ですよ。

オレは待ち合わせに遅刻するのと、約束を破るのが大嫌いなんだよ。やるって言ってやんないのは絶対ダメだ。忙しかった?約1年ずっと忙しい筈がない。

それにしても、平日帰宅後は実はそんなに時間がない。思ったより締切が近いって事がよく分かった。

嗚呼、こんな風に駄文を更新してる場合じゃねえ。


皆が書いた物語を読む権利を獲得する。これが唯一にして最大のモチベーション。


有名食品関の銘柄に含み益が出ていた。時間は常に動いている。

大詰め

J1もいよいよ大詰め。泣いても笑っても残り2節で全てが決してしまう。

現在の状況。
12位 京都   40(-7)
13位 大宮   39(-10)
14位 新潟   39(-14)
15位 磐田   37(-6)
16位 東京V 37(-8)
17位 千葉   35(-18)

残り試合は以下の通り。
京都→大宮(A)、清水(H)
大宮→京都(H)、磐田(A)
新潟→FC東京(A)、ガンバ(H)
磐田→鹿島(A)、大宮(H)
東京V→横浜(A)、川崎(H)
千葉→清水(A)、FC東京(H)

下位3チームの内2チームで自動降格、入替戦の枠が埋まる確率がかなり高いと思う。

その中で、千葉の残留は絶望的だろう。というのも、得失点差が大きいので、東京V、磐田が仮に2連敗しても2分じゃ追いつけないからだ。つまり千葉が自動降格ラインを脱するためには1勝が求められる。これが厳しい。

日本平で清水、フクアリでFC東京。清水は後期に関して言えば文句ない強豪だし、FC東京も混戦の中、上位をキープしている。残留争いのライバル横浜にホームで0-3と完敗したチームが勝ち点を上げられるとは思えないのだが。ま、あり得ない事が起こるのが今年のJ1。サポーター、選手は死力を尽くして欲しいところだ。

東京Vもヤバイ。ホームで行われたボーナスステージ(札幌戦)でボーナスを拾うのに失敗してしまったからだ。前節の勝ち点1は勝ち点2を失ったのと同義。残りの相手は、千葉を3-0で圧倒した横浜と、ACL王者を4-0で叩きのめした川崎。普通に考えれば勝てない。勝ち点1積むのが限界かな。

磐田は次節の鹿島戦は勝つのが難しい。残留争いと優勝争いをしているチーム、どちらの意地が上回るかなどと言われたりするが、それってちょっとおかしくねえか?優勝に向けてひた走るチームの方が総合的に上。意地見せたくらいで、首位チームに勝てるくらいなら中位にいる筈だ。逆に、残留争いしているチームに星を落とすようじゃ普通は優勝できないからね。繰り返しになるが、今年は普通じゃないんだけど。

予定通り(?)ここを落としても最終節のホーム大宮戦がある。磐田はこの試合が全てだろう。オレはイエロー累積3枚の選手を鹿島戦に出場させないくらいの気持ちがあっても良いと思うね。犬飼さんがうるさいが、完璧に色褪せたかつての名門に、彼の言葉に耳を傾けている余裕なんてない。

大宮だが、状況によっては2連敗したら危ない。だが、下位3チームの相手が難敵揃いなので、あっても入替戦までかなと。次節のNACKで京都から勝ち点を奪って終了が理想だね。終盤の大宮の勝負強さを知っているだけに実現する可能性は低くないと踏んでいる。

冬目前

この時期、雨に見舞われるとホント寒いね。今日の夕方の寒さなんて完全に冬のそれだった。

年々寒さに弱くなっているオレだが、今年の冬は髪を伸ばす事に決めた。防寒対策の意味が強いが、彼是5,6年続けている短髪に飽きたのも理由。今のところ春を迎える頃にバッサリと切る予定だが、先の事は分からない。

短髪から伸びてきた時に最初に直面する悩みは、前髪をいつまで、立たせ続けるかである。このタイミングが結構難しかった。最初に前髪を垂らした時、かなり短いと思ったが、そのまま垂らし続けて押し切ったら、自分では何となく落ち着いたと思っている。周囲がどう感じているかは知らんけど。

どこまで伸ばすかと次いつ髪を切るべきか。今はこれが悩み。


一作日、髪が伸びた時に確実に必要となる道具、ドライヤーを買った。

無印良品で買ったのだが、特にこだわりがあった訳じゃない。無印を通り過ぎる前に、ビックカメラがあれば間違いなく、そこで買っていたと思うから。2,900円。家電の相場を知らないのでこれが安いのか、高いのかよく分からない。そこは無印、相当安い設定だとは思う。

色は白、無印の商品らしく超シンプルだが、コンパクトなサイズとデザインは悪くない。無印の商品は無駄な飾り気がない分、コストパフォーマンスと実用性は高いという印象がある。実際、生活用品の多くは無印で揃えているしね。


今日、ついにエアコンの暖房を使ってしまった。こうなるとコート発動ももうすぐだな。その前に、プラプラの外れそうな第一ボタンをつけ直さなけりゃならないのか。嗚呼、激しく自信無し。

来週は4日週。終われば土曜にフットサルの大会、日曜は東京競馬場でJCを生観戦。楽しみだ。

攻めた

新規の株を取得した。買い注文を出してから翌日の朝すぐに約定。会社でネットで確認しながら、こりゃ幸先が良いぜと一人悦に入っていた。今回は某鉱業の会社の銘柄。以後、「鉱業銘柄」と呼ぶ事にする。

約定後、10日経過したが下げ続けており、早くもマイナス20,000円。不安にならないと言えば嘘になるが、その会社が置かれている状況を考えれば、必ず上向いていく筈だ。自信はある。年末を迎える時に、果たしてどーなっているか、これが重要だ。

さて、「金の成る木」だが、至って順調。含み益は56,000円超。目下、上場以来の最高値を更新中である。そう言えば、先日、この会社から配当金の通知が来ていた。人生初の配当金。金額は2,100円であった。

2,100円だが、この金額を少ないと思った人もいるだろう。だが、これを仮に普通預金だけで得ようとするとどうなるか考えて欲しい。現在、普通預金の金利の全国平均は0.123%である。

預金利息には国税15%、地方税5%がかかるので、それを考慮すると、受取利息2,100円となる預金利息の金額は
2,100÷0.8=2,625

金利が0.123%なので、
2,625÷0.00123=2,134,146

よって、約213万円を常時余裕資金として保有できる程度の財力が必要という事だ。「金の成る木」の投資のために使ったのは約30万。金利にすると0.875%、銀行の約8倍。これが「金の成る木」の力。メガバンクのバカ野郎という事です。

商社の銘柄は、円高の影響なのか下げっ放し。含み損は増え続けている。上向くのかな。

有名食品関連の銘柄は、プラマイゼロ。日経平均があんな感じなので、よく健闘していると思う。

ダイナシティの失敗はそう簡単に取り戻せそうにないという事だな。ではまた。

第44戦

秋のマイル王決定戦、マイルCS。

1番人気超蜂に鞍上含めて全幅の信頼が置けず、難しいレースだ。

金剛、レーニアが間違いなくハナを狙いに行くので、展開は軽く平均以上になると思う。激流に耐え得る底力を持ってるかどうか。そこがポイント。

安定的に好タイムを叩き出す青面の切れ味は素晴らしいが、いずれも緩い流れからのもの。マイル重賞連勝中のサイレントも緩い流れからの勝ちであり、激流必至のこのレースで通用するか疑問。両馬は切る。差し馬ならカンパニーが浮上しそうだが、ローテが厳し過ぎる。何より今日は勤労感謝の日、会社は休みだ

◎超蜂
不安は大いにある。自在性のある脚質、どんな流れにも対応できる力。総合的にこの馬になる。ここで勝たなきゃどこで勝つんだ。

○栄進ドーバー
叩き2戦目、ウチパクも2度目の騎乗で期待できる。鞍上次第で十分に勝ち負けで
きる筈。富士Sで1人気なのに、13番人気。おかしくねえ?

▲天国への接吻
底力があり、牡馬がいて、尚且つ激流になってこそ力を発揮する馬。人気無いのが不思議なくらい。牝馬なら絶対この馬。

△湘南アルバ
富士Sでは3歳にして最速上がりをマーク。かからず折り合えば、あると思う。

△マルカシェンク
直線での爆発をひそかに期待。

△ローレルゲレイロ
好枠。強いが距離が長いか。

馬連17-1,6,9,12,18
実は本線は複勝の12,18。


負け。

青面の能力を軽視し過ぎてしまった。それにしても今年は牝馬が強い。超蜂の2着は、意外でもない。この馬らしいなという感じ。ガチガチの1番人気の藤岡佑はやっぱり危険でした。

来週はJC。本命はウオッカにする予定。理由は好きだから。見所はマツリダゴッホの負けっぷり。

便利過ぎて嫌になっちまう

先日、オレもついに念願のオートチャージデビューを飾った。

恥ずかしながら、オートチャージの仕組みそのものに大いなる疑問を抱いていたのだが、実は、ものすごく簡単な事だった。

駅の改札や売店その他で「ピッ」とした時に、自分が設定した金額以下になると、その瞬間、クレジット決済が成され、これまた設定した金額が自動的にチャージされるという仕組み。suicaやらPASMOやらを仕切っている会社とクレジット会社が一儲けを狙って作りだしたシステムですね。

いちいち券売機でチャージをする必要が無くなるので、楽な事山の如し。埼玉遠征をする時は、交通費往復で1000円をオーバーしてしまうので、時として2000円をチャージしなければならない状態に陥り、現金の減り具合と、その手間にイラついていたのだが、今後はそんな苛立ちとはオサラバだ。

それだけではない。駅回りの売店を利用した時の破壊力が凄い。飲み明け、朝に腹が空いた時に買うサンドイッチの類、帰路にて、夕刊フジの類を買う時のスムーズさと言ったら無いね。財布から金を出す事も、電子マネーの残金を確認する事も要求されない。

完璧なストレスフリー。「ピッ」という電子音が心地良く響けば即終了。金を取り扱う仕事を省略できるので、店員にとっても優しいのである。良い事ばっかりだ。

非接触型ICカードを端末にかざすだけでモノが手に入る。こんなのってオレがガキの頃じゃ遠い未来の世界のお話ですよ。それが今や当たり前の事になってる。いやあ、紛れも無く21世紀だね。

デメリットは忘れた頃に請求される事。なんで、こんな昔の買い物の代金が今更落ちるんだよというパターンね。ボーナスが出た月の2ヶ月後に決まってやってくるあの感じ。オレ、嫌いなんだよなあ。

つくづく便利な世の中になっていると感じる。でも利便性を追求し過ぎると、必ず科学じゃ到底制御しきれない「自然」にしっぺ返しを食らうんだよね。これ常識。当たり前過ぎてテストにも出ない。

BGM
kiroro/長い間
愛してる まさかねそんな事言えない
有線から火が着いたのも頷ける。

ジャパハリネット/蹴り上げた坂道
日々また強く生きてゆこうと何度思えば気が済むのだろう
良い曲だ。気持の良い哀愁がある。

小田和正/woh woh
あの時多分僕は 君が好きになったんだ
10完歩、9完歩・・・

PRINCESS PRINCESS/M
いつも一緒にいたかった となりで笑ってたかった
アドレス帳のMのページという表現に時代を感じる。

犬神サーカス団/命みぢかし恋せよ人類!
裏を覗いてみればデタラメな世のしくみ 誠実なんてまるで見当たらない
妥当な意見だ。

カタール戦まで暇なので

マイルCSについての雑感を。

出走馬・枠順が決まる前から予想なんて言ってる奴はダメだと固い事言わずに読んで下さい。


まず、京都のマイルで逃げ切りを決めるのは至極難しい。これが大前提となる。先行でも余程上手く乗らないと厳しいと思う。大和メジャーは先行しても勝っているが、それはむしろ、あの馬だからこそである。

今回は逃げ・先行の馬が少なくないが、これらの馬は間違いなく厳しい。つまり、必然的に差し馬からという事になる。

最も切れ味が優れていると思うのは超蜂。実績も十二分。オレは、毎日王冠でウオッカを差し切ったという事実については左程重視しておらず、それよりも距離短縮というローテに魅力を感じている。問題は鞍上とオッズ。1番人気は動かないだろうが、そこまで圧倒的な差はないと思う。

甲乙つけ難いのがブルーメンブラット(花弁という意味ね。血じゃないよ)。ヴィクトリアマイルでウオッカに次ぐ3着、府中牝馬Sでは川上姫を差し切って勝利を収めている。今年は牝馬が熱いので、ここも牝馬かも。

この2頭が軸候補。

次いで、京都得意の気がある栄進ドーバー、能力上位のローレルゲレイロ。今のところこの辺までかな。


会社は天皇賞の反動と、7歳馬が来ていないデータで余裕の切り。
鈴鹿不死鳥はもう終わった馬なので切り。出遅れなくても届かない。
天国への接吻は能力的に厳しいので切り。
金剛力士王はたとえルメールであっても無理なので切り。
スマイルジャックはマイルを舐めている感があるので切り。
ファイングレインは距離が長過ぎるので切り。
忘れた頃にやられるが今回は来る気配が薄いので外国馬は切り。
リザーブカードはそもそも切り。
マイネルレーニアも切り。何せ哲三が逃げるか未だに迷ってる状態。最近1400ばっかじゃねえ?
アドマイヤスバルジョリーダンスは論外。

残ったサイレントプライド、マルカシェンクについては決めかねている。忘れてた。湘南アルバは絶対買います。マジであると思います。


ちなみに夕刊フジ紙上において無印なのは、
アトマイヤスバル
金剛力士王
ファイングレイン
マルカシェンク
の4頭。

日曜、勝った自分をイメージしつつ筆を置く。

戦う身体

本日、会社でインフルエンザの予防接種を受けた。2年連続2回目。

注射そのものは全く痛みを覚えないのだが、時間の経過と共に、腫れるとまではいかないまでも、左腕が張っているような感じがして、そこそこ痛い。今に至っても依然として痛い。

昼食後は、微かに熱っぽくなったりもした。人によって、副作用の程度が様々で面白い。人体の不思議、ここに有りという感じ。

しかし、これこそが、オレの身体がインフルエンザワクチン(言いかえれば弱体化したウイルスのようなモノ)と激しい戦いを繰り広げている証拠。オレの意識とは無関係に、体内では、せっせと免疫作成が行われているのである。

約2週間で免疫ができるそうだが、予防効果は60%程度と言われている。蔓延するまでに、インフルエンザウイルスがどんどん姿を変えていくからである。まあまあ効果有りといったところですね。やるだけ無駄と断言するのは横暴かと。

ワクチンは、飽くまでも流行するであろうウイルスを予想して作成しているに過ぎず、ウイルスに劇的な変質が見られた場合、予防効果は失われる。だが、そんな事は滅多に起こらない。というか、起きてしまったらエライ事になる。

よって、シーズンに2度、予防接種を行えば効果は優に80%を超える。

予防接種を行う前に、副作用についての注意書きを渡されるのだが、あれをじっくり読むと、ちょっとばかり恐怖を感じてしまう。「アナフィラキシー」という、最近トヨエツがちょっとばかり有名にした言葉も書かれていた。

次いで、諸々の副作用が起こる可能性はゼロじゃないけど、それでもあなたはワクチン注入を了承するんですね?もし、そうであるならば署名をお願い致しますという構成となっていた。

よくよく考えると、医療関係者にとっては良く出来た書面だなと思う。最終的には、本人了承済みの行為となる訳だから。

これから予防接種を受ける予定の人は、軽々しくサインをしないよう御注意下さい。

御礼ついでにもの思う

昨日、カエル王子より娘が生まれたというメールが入った。

本当に、本当にめでたい事である。重ね重ねになってしまうけど、おめでとう。

何だか、不思議な気持ちになった。過ぎ去りし学生時代、いつもの店で毎週のように同じ麻雀宅を囲んでいた友人が、いよいよ親父になってしまったんだなあ。おばちゃんは元気なのだろうか。

喜びが詰まった簡潔なメールの文章を、必要以上にしみじみと眺めてしまった。

男性の友人・知人から子供が生まれたという報告を受けると、いつも決まってB'zの「Pleasure'91」を思い出す。夢をあきらめて、そつなく大手に就職した訳じゃなく、時の流れに唇を噛んだ訳じゃないのにである。それだけ、オレの人生にとって印象深い歌という事になるのかも知れない。

カエル王子も、これで一家の柱として働いていく事になる。オレはかつて、こんな持論を振りかざしていた。

家族のために働いている人より、ただ自分のためだけに働いているオレの方がよっぽど頑張っている。

この論には穴があるのをオレは知っている。それは何か。

家族のために働いている人には、家族を守るという重大な責任を背負っているが、オレにはその責任がないという事実を無視している点。

未婚独身のオレが突然、一切の労働を放棄し、報酬を得られない状態になったとしても、生活に困窮するのはオレだけ。良くも悪くも自己責任。

だが、家庭があって、家族のために働いている人は違う。彼等には家族を守る義務がある。そんな責任が、常に着いて回るのは決して楽じゃないと思う。むしろ相当辛い。もちろん、幸福や感動を始めとし、日々の生活で得られるモノは、オレの比では無いんだけど。結局、家族のために働いている人も、オレと同じくらい頑張ってるんだよね。

カエル王子は、ブログで35歳までにマイホームという目標を掲げていた。その文字に希望に満ち溢れている感じで、何だか眩しかった。

オレは、現在の都心での生活に居心地の良さを感じている事もあり、永久賃貸を貫こうかなと思っている。家は資産になるという考えに疑問を持っているからね。守るべき家庭の有無は関係ない。まあ、実際その時になってみないと分からないけどね。

明日もロクに見えないのに、その先の未来に思いを馳せてしまいました。

最後になりましたが、是非、他人が羨むような良い家庭を築いていって下さい。

土俵際

ちょっとした物語の話。

気がつけば11月も半ば過ぎ。


背後に迫る「締切」の足音がどんどん大きくなっている。もう恐ろしくて後ろを振り返る事さえできない。

彼のスピードは、オレのそれでは太刀打ちできないのか。いや、弱気になるな。『あきらめたらそこで試合終了ですよ』と、どこかのバスケ部の顧問が言っていたじゃないか。スタミナはもはや残っていないかも知れない。だが、そんな事を気にしている場合じゃない。仲間達が必死の思いで運んでくれた、この襷を絶対に繋げなければならないんだ。

オレは襷を繋ぐ責任の重みを、かつてない程に感じていた。

最近は、そんなランナーみたいな気持ちになっておりますね。

オレはこの11ヶ月、一体何をやって来たのだろうか。基本的には何もやってないと言って良い。追い詰められた。現在の東京Vのように。

やるなら今しかねえ やるなら今しかねえ

脳内で、この言葉がリピートされる。勝負は来週だ。

第43戦

GⅠ7連戦の初戦エリザベス女王杯。

雨で通悪となりそうなので、それを意識しなければならない。湿った馬場は滅法苦手のベッラレイア、その名に反して、雨不得意の雨踊りは切る。たとえ雨でも外国馬2頭は厳しいと思う。3歳も世代レベルが高くない。以上を踏まえて予想。

◎川上姫
断然強い。金鯱賞の成績が光る。雨は歓迎の口。よって盤石に。相手選びが重要なレースという事です。

○リトルアマポーラ
3歳馬は信用してないが、この馬は別。3冠では全レースで本命に据える程、入れ込んだ。結果は5,7,6着と奮わなかったが、オレはまだ信じてる。ぶっつけの秋華賞を経ての2戦目。上積みは確実にある。末脚が炸裂すれば勝負できる筈。

▲アルコセニョーラ
追い込み一辺倒。ハマればあり得る。

△ムードインディゴ
秋の福永、ダンスインザダーク産駒、ここ2戦好走、人気薄。悪くない。

以下、
ビエンナーレ
アスクデピュティ
トレラピッド
赤アゲート
宇宙プラチナ

色々迷った末に買った馬券は以下の通り。
馬連、3連復
15-2,3,6,9,11,12,14,16

オッズを見て意外とついていたので、土壇場でリトルアマポーラの複勝馬券を追加した。


レースを見ての感想。

スタート直後の武豊の落馬は驚嘆したが、それによって、恐い存在が1頭消えたのも事実。ポルトを軸に馬券を組み立てていた人にとっては一瞬でレースが終わってしまった訳で同情してもし切れない。鳴り響く怒号。それも止む無し。

4角後、大外から一気に追い込みを決めたポルトの姿を見て、返す返すも残念な結果だったなと。まともに走っていたら、あるいは勝っていたかも知れない。

アマポーラは見事だった。ひなげしの花、ついに大輪の花を咲かす。素直に嬉しい。彼女を最後まで信じ切れず、単勝を買えなかった事には悔いが残るね。そして、横山典のここ一番でのシルバーコレクターっぷりも素晴らしい。断トツの1番人気だっただけに、やらかしそうな雰囲気は漂っていた。

ベッラレイアとレインダンスの健闘には驚いた。


的中したが、収支はわずかにマイナスというパターン。荒れる事を想定して多くの目を買ったというのは言い訳にしかならず、やっぱりカッコ悪い。

軸を決めないのは駄目だと改めて思い直した。今後は、軸馬を選び出し、相手は基本的に最大5頭という買い方にしよう。縦目上等。このレースなら、わずか1点で取れていたのだから。

馬連8-10を買い続ける事も決めた。ほんの遊び心です。

来週はマイルCS。A級の馬がいないと感じているので、予想は十分に楽しめる気がする。個人的注目馬は蛯名の湘南アルバ。ではまた会いましょう。

第42戦

アルゼンチン共和国杯(11月9日)

今にして思えば、G1の谷間、尚且つハンデ戦という事もあり、漫然と馬券を買ってしまったような気がする。予想に熱が入ってないと、的中してもそんなには感動できないんだろう。まあ、的中してないんですけどね。

◎闘将シロッコ
オレはZガンダムファン。パプティマス様がご出走となりゃ、そりゃ買わずにはいられませんよ。前3走、重賞で安定した成績を収めていたというのが実際の理由。

○アル那須ライン
実力から言えば勝って当然の馬。東京では常に安定した成績を収めていたので、まず連は外さないと思っていた。

▲名将カチドキ
斤量54㌔がいかにも軽すぎると感じた。ハンデキャッパーは舐めてやがるな。馬券的妙味に手が伸びた。

△ネヴァブション
休み明けだったが、一発あるような気がした。

△マンハッタン空
なんで買ったんだろう。覚えていない。

馬連BOXで1頭も連に絡めず完敗。

スクリーンヒーローは良い競馬をしたと思う。アルナスラインは和田がダメだったんじゃないかと思う。直線向いた時点で届かねえよって思ったもん。やっぱりハンデ戦は難しい。

臆せず攻める

ダイナシティが倒産し、資産を失ってからそれほどの時間が経過していないが、失った金と同額の金(かなり多額)を別の株式に投じる事に決めた。

やらずに後悔するより、やった上で後悔した方が良い。やらなきゃ銀行が勝手に設定した超低金利を得られるだけ。こんなの、ただ金を寝かせているだけと同じじゃねーか。リスクを恐れていたら、点は取れないんだ。セルジオ越後もそう言っていた。

懲りない男だと、オレをせせら笑う人もいるでしょう。ええ、オレは懲りない男なんです。

次なるターゲットは某鉱業の銘柄である。ニュースリリースを見る限り、良い話で溢れている。株価上昇の期待、というか自信はある。中期的に保有し、設定した目標金額に達したその瞬間に売る予定。


ただ闇雲に投資を行うのもどーなのかなと思っていて、ちょっとずつでも勉強したいなという気持ちはあります。そこで、とりあえずFPの取得を目指そうと決めた。

仮にも経理3年目、それなりに理解している部分もあるという自負はあったので、最初から2級を狙ってみようと思ったのだが、2級の受験資格に3級取得の文字があるじゃないか。

不本意ながら3級を受検する。実は今日の朝、受験料を払い込んだ。試験は年明け1月。年末休みに集中してやれば、余裕でいけると思う。時間的にも丁度良い。不動産、相続はこれまでの経験からフリーパス状態だし、他の分野も生活に密着している内容なので、組みし易いかなと。

よし、買い注文しよう。

平行世界・恋物語

東野圭吾/パラレルワールド・ラブストーリー★★★★☆

安定銘柄の東野作品です。wallさんにこの本を薦められたので、読む事にした。

お勧めありますか?と聞かれたので、以前ここで感想を書いた(cf. 駄文2008.04.13)楡(にれ)周平/「再生巨流」を差し出しておいた。渡す時に、

「これ読むとね、仕事に対するモチベーションが上がる。ホントに」
と、自分が言われた台詞をそのまま言ってみた。


本題。

主人公の敦賀崇史は総合コンピューター関連会社の研究職に就いている。そこでバーチャルリアリティーに関する研究を行っていた。入社直後送り込まれた、最先端技術の研究と社員の英才教育を行う専門学校MACで出会った津野麻由子と同棲している。学生時代からの親友三輪智彦もバイテック入社ーMACと、共に同じ道を歩んでいた。

だが彼は、激しく混乱している。夢や、頭に浮かぶ「記憶」が、どうにもおかしいからだ。麻由子が三輪の恋人であり、自分は親友の彼女に想いを寄せ、その関係に思い悩んでいるのである。

現実は違う、夢に過ぎない話じゃないかと思う一方で、麻由子に出会った時の記憶や、三輪に関する記憶が欠落している事も理解し始めていた。果たして、過去に敦賀崇史起きた出来事とは?そんな話。

現在と、過去がカットバック方式で描かれている。そして、現在は三人称、過去は一人称(俺)が用いられている。この辺りの芸の細かさがいいね。当然、浅からぬ意味があるんですよね。

導入の、山手線と京浜東北線が平行に走る向かい合う電車の件で、一発で掴まれた。このシーンは本当に素晴らしい。書き始めのインパクトは重要だね。

一気に読めた。意表を突くラストはさすが東野という感じ。様々な事実が明らかになっていき、伏線が急速に収束していく様は非常に美しい。やっぱりミステリーは面白いね。

親友の彼女を好きになってしまった男の切なく苦しい心情を余すところなく描いているので、武者小路実篤の「友情」的なアプローチを楽しめ、単純なミステリーでは終わらない。友情と愛情の両天秤というのは使い古されたテーマだが、それだけに奥深い。オレだったらどーすんだろうなと誰もが思う事を、やっぱり思ってしまいました。

読み辛い、ちょっと分かり難いという書評が結構あるみたいだが、そんな事はないぜ。読み易い良書です。

週末2日間

期せずして色々な方々と電話した。


masutomoに、今月に東京ドームで行われるBilly JoelのLiveに誘われた。その後はグダグダと、彼の近況やら、彼の同級生の近況やら、仕事、人生、プチリタイアの夢(ロマン溢れる空想話)などについての話をした。

そうか、みんな社会人1年生となって頑張っているのか。あいつ等が働いているなんて信じられないね。ホント、いつの間にですよ。気付けば、彼是10年来の付き合いになっていた。早いとしか言えない

loostAとは取り留めの無いダベリ、時々激論。資本主義至上主義はダメだ、弱者切捨ての風潮が大嫌いだというお馴染みの主張はもちろん、その他、色々な事をしゃべり過ぎてあんまり覚えていない。

kakechikoには例のちょっとした物語について探りを入れるために電話した。これは45日に1回くらいの割合で必ず行っている事。オレが電話したのに、彼は自分の身辺で起こった「事件」について熱く話してくれた。ダメな人の、そのダメ加減たるやどーよ?といった話だが、オレはその手の話が結構好きなので楽しく拝聴させて頂きました。

他、飛鳥涼のLiveに赴き、彼の歌の衰えを痛感せざるを得なかった話、日本シリーズにてプロ野球選手の能力の高さを体感し、大いに感動。なぜ若き頃に生観戦をしなかったのだろうと後悔したという話。生でパンダが見たい話。そして、サッカーの生観戦もしてみたい話などなど。もう1つ、盛り上がった話があったのだが、それは都合により書きません。

k1496さんから入電。珍しい事もあるもんだと思った。何用か?と構えたが、用件を聞いて納得。余り役には立てずだったけど。仕事場にいる方々の話、メガネの話、EXCELをほとんど使えない人がいる事に対して驚きを覚えた話などをした。何だか元気そうだった

この電話を切った瞬間にBruno君から着信。水道橋の予備校に来ているので、水道橋に来ますか?という問い合わせ。馬券を買いに行く予定、というかもう既に着替えていたので、もう出るところだと答えて、その後合流。

一緒に昼飯を食べた。その時、予備校で受け取った税理士試験の財務諸表論(理論)の要点チェック(こんな名称だった気がする)を見せてもらった。字がビッシリ。

「これを覚えて、解答用紙に書かなきゃならないの?」
「そうですね」
「マジかよ。無理だ。多すぎでしょ、コレ」

すると、こう返された。
「いや、そんなに多くないですよ。消費税法はこんなもんじゃないですから」
会計士がいかに凄いか思い知った気がする。

我が社の近況、彼の仕事の話、「マンション管理士」をはじめとする役に立たない資格の話などなど。

昼食後はWINSで競馬をするも、2人とも全敗。それにしても、この2日間は本当に当たらなかった。馬券の購入方法については、本日、予想新聞屋のオヤジから聞いた話を参考に、組み立て直す事を決意した。

ちなみに今日の東京12Rをそれまでの方法で買っていれば3連複で17,000円以上ついていた事を、後に池袋の東急ハンズ前で知って悔しがったのは内緒の話である。

短い期間に、高校、大学、バイト先、会社で出会った人達と話し、まるでオレの人生のハイライトでも見た気分になった。

わずか50円に

例のJASDAQ不動産銘柄、もう隠す必要などない。新興不動産会社ダイナシティの株式が元値の1/40という価格、50円で売れた。

競馬の比ではない大損失。株式を保有しても、証券会社の口座管理画面で金額を確認しているに過ぎない状況となってしまうので、悪い事に、金が消失したという現実感が余りない。反対に、勝っていても同様なのだが。

もう済んだ事だ。起きてしまった事を、いつまでも引っ張っていてもしょうがない。失ったものを取り戻す戦いを始めるだけさ。

昨日、気を取り直して、金曜に確認しなかった株価をチェックしたのだが、その画面を見て驚いた。

なんと、「金の成る木」の株価がたった1日で、25,000円も上昇しているではありませんか。日給でこの価格は本業では絶対不可能です。含み益は44,000円に達している。日経平均が乱高下した不安定な時期を、株価維持で乗り越えての爆発。ニュースリリースを見ると、その理由が判明。

そのニュースはこの会社の将来にとって、非常に明るいものであり、株価の上昇も当然だと思った。完璧に自分が睨んだ通りの展開となっている。当然と言いたいところだが、実は自分が1番驚いていたりして。

さて、有名食品関連会社の銘柄も、ようやく、どん底状態を脱したらしく、金曜に含み益が生じていた。

逆襲。年内に、とりあえず10万円を取り返すのが目標だ。場合によっては、有馬記念に出走予定の大和スカーレットに力を借りるかも知れない。

惨敗

約70レースで検証した結果、かなりの確率で勝利を収める事が出来るであろう馬券の買い方を思いついてしまったので、昨日土曜日それを実行してみた。

この方法は、とある指数を元にして、他の要素は無視し盲目的にその数値の上位5頭に絞って買うというもの。自信があれば、1頭軸の馬連、3連複、3連単で、数値の差異が大きくない時は、BOXで買う。この買い方のチョイスに関しては、多少の読みとセンスが必要。

結果はタイトル通り。11レースで3レース的中という散々なものに。収支はもちろんマイナス。お金が溶けた事より、自分の思い描いた方法が通用しなかった事に凹んだ。実用レベルに引き上げるには、多少のアレンジが必要だと痛感。ま、ギャンブルなんて、そうそう上手くいくもんじゃないんだよね。

さて、本日のメインレースはアルゼンチン共和国杯(GⅡ)。ハンデ戦は難しいが何とか勝ちたいところ。

ちなみに、ここで語った買い方は、予想そのものが全然面白くないので、今後もメインでは絶対使いません。

重松清的な話にグッときた

佐藤多佳子/しゃべれども しゃべれども★★★★☆

1997年、「本の雑誌」が選ぶベストテンで1位に輝いた作品。

主人公は26歳、噺家の今昔亭三つ葉。前座より上、真打より下の「二ツ目」という中途半端な身分である。まだ半人前である三つ葉であるが、緊張状態になると吃音が出てしまう事に悩んでいた従兄の綾丸良に、どうしてもとせがまれた事がきっかけで、楽語教室を開く事になる。

楽語教室には、話し方講座で顔見知りになった十河五月、綾丸がコーチをしているテニスクラブの参加者マダムの息子である村林優、元プロ野球選手の「代打」湯河原が参加する事になる。みな、揃いも揃って人前で上手く話す事ができない性質。

生徒の4人は、それぞれの胸の内に問題を抱えていながら、不器用にもがいている。一方で、三つ葉自身も自分の落語のスタイルについて、片思いの女性とのもどかしい関係について大いに悩んでいた。正直、楽語教室どころじゃない。だが、短気な反面、義理人情には厚い三つ葉は、落語教室を止める事はしない。

落語が結んだ不思議な縁が紡ぐ、心温まる物語。そんな話。

タイトルで書いた通り、重松清の作品のように、じんわりと優しい気持ちになれる本だと思う。噺家が主人公だけに、歯切れの良い言葉使いでチャキチャキと話が進むため、全編通して痛快で爽快。深みはないが、非常に読み易かった。

4人の悩みは完璧に解消されたとは言えないだろう。どう考えても最善の方法を選択してないにせよ、前向きに、懸命に取り組んでいる彼等の姿を素直に応援したくなる。優しくないと評されるオレが、ちょっと優しくなった気がする。

悩みなんて、そうそう簡単に解決する筈がないのは分かっている。それでも人は、自分のために、誰かのために頑張らなきゃならんのですよ。一歩踏み出さなきゃ、決して先には進めないって事だ。

仲が悪い様で、実は結束力が強い三つ葉と4人の関係が絶妙。そして、最後の展開は余りにもベタ過ぎるのだが、この物語だったら、それはそれで良いような気がした。読めたよとか言うのは野暮です。

著者の「一瞬の風になれ」も是非読んでみたいものだ。

心地良いサプライズ

今日の午前11時40分頃、会社に1本の電話が入った。番号は代表電話のものであり、これは日常何度となく繰り返されてきた事である。だが、その電話に関しては、全くの非日常であった。

その電話を取ったcelebさんは、一切の偽りの無い、そのクソ長い肩書きをしっかりとオレに伝えてくれた。

「tさん、某市云々(これが驚く程に長ったらしい)のTさんから19番にお電話です」

正直驚いた。よりによって、昼休み直前、1人も欠ける事なく人がいるこの厳しい時間帯に何故、敢えて会社に電話をしくるのだろう。不意打ちが過ぎるぜ。

ただ、俺は、こういったちょっとした遊び心を楽しめる性質だ。思わず微笑を浮かべつつ、何だか不思議な感情を思い描きながら受話器を上げた。そして、いつもの調子でこう言った。

「お電話変わりました」
電話の主は慇懃な言葉でこう返してきた。
「経理部のt様をお願いしたいのですが」

どうやら彼は、電話の向こうにいる男が他ならぬオレである事に気付かなかったらしい。そこでオレは、すかさずこう切り返した。
「私(わたくし)でございますが」

一瞬の間があった後、相手は全てを理解したらしく、いつもの口調になった。
「なんだよ。tksかよ。分からなかったよ」

その後、kcさんは適度に敬語を交えつつ、オレに要件を話した。オレは周囲に違和感を与えないように何となく、それらしい相槌を挟む。これだけよく知った人と、必要以上に丁寧な言葉を駆使して話すのは、不慣れだか実に面白い。

相手はどんどん普段に近い話し方をする中、オレはとにかく徹頭徹尾貫いた。

用件を全て聞き終えた後、オレは
「それでは、できるだけ早急に提出をしたいと思います」
と締めくくった。

電話の向こうから、
「じゃあ悪いけど頼むわ」
と、実に軽い言葉を投げかけられた。

電話を切った後、確認を終えた後、すぐに携帯からkcさんに電話をしたのだが、その時聞いてみた。
「さっきの電話オレってすぐに分かりませんでしたか?」
「分かんねーよ。ちょっと高目の超営業ボイス。爽やかで、感じの良いこの男は何なんだと思った」

電話に出た時の声と普段のそれとのギャップについて、これまで何度か指摘されては来たが、長年つき合いのある人から言われると、また違うね

リーマンとして日常を過ごす内に、自然と相手に、少なくとも不快感を与えない術が身に着いたんだなと思う一方で、虚構で塗り固められた、一種取り繕ったような態度が自然と取れるようになってしまった事を、何となく残念に思ってしまった。

学生時代、教授と相対していた時の様な尖ったオレはもういない。

サザエさん状態

午前中、試験を理由にめっきりサボっていた家事を行った。試験が終了して既に2週間経過しているという事実は無視させてもらう。

まずはコインランドリーを往復し、合計75分間を費やし洗濯を終え、その後約1ヶ月振りのフロ掃除。

汚い。この形容詞以外は該当しない。バスタブに水を張ってないのに、底面も側面も水垢だらけですよ。所々、黒ずんでいる。望むところだ。かえって、掃除のし甲斐があるってもんだぜ。徹底的に除去してやろう。

黄色い液体バスマジックリンを撒き散らす。量はいつもの3倍くらい。まずは、無印良品で購入した浴室用ブラシで、力を込めてタイルをひたすらに擦る。

TOTOの浴室乾燥機「三乾王」で24時間換気を行っているので、カビが生えた事がない。よって、タイルはほとんど汚れている様には見えないのである。擦ったところで、劇的に汚れが落ちている感じがないので、全然張り合いがない。いつものように適当に終了させる。

次は本丸のバスタブ。こちらは先程書いたように水垢という目標物が有る。ブラシをスポンジに持ち替える。側面を左手で触れてみると、しっかりとザラついている

お前の命も風前の灯火だ。

持ち替えた所でやっぱり擦る。円を描くように。汚れが落ちている実感が存分にあるのでめんどくさいが、結構楽しい。洗面台の裏面など、細かい部分まで気を配り、掃除をやり切る。最後に強めのシャワーで一気に流す。この瞬間がまた良い。実に爽快。

そのままシャワーを浴びて、体を清めた後、池袋へ。目的は、先日壊れてしまった(場所、時期不明。おそらく先週、飲んで、記憶失くして帰宅した夜に自ら踏んだのだと思われる)お気に入りのメガネのフレームの修理のため。

江戸川橋から有楽町線に乗り東池袋で下車した。メガネの店は東急ハンズ内にあるので、東池袋からの方が近いのである。

お洒落な黒縁メガネをかけている店員(多分バイト)に声をかける。

「すいません、こちらで買ったメガネのフレームの修理をして欲しいのですが」
「はい。ではメガネを見せて頂けますか」
「お願いします」

バッグからメガネケースを取り出し、店員にそれを手渡す。

店員はカウンターに向かって歩きながら、ケースを開けた後、爽やかな笑みを浮かべながら一言。
「メガネ入ってませんよ」

ええ?店員の手元を見ると、確かにメガネの入ってないメガネケースがあった。やっちまったらしい。とりあえずオレも店員に微笑み返し(苦笑い)。

これじゃまるで、買い物しようと街まで出かけたのに、財布を家に忘れた人みたくなってるじゃん。全然、愉快じゃねえよ

無意味な池袋遠征にしたくなかったので、その足でUNIQLOに行ってヒートテックの九分袖(期間限定で1,500円→990円)を買ってやったよ。

帰宅して、通販サイトを物色していたら夕方に。結局、コンタクトと三国志Tシャツを購入。

そして、怒涛の駄文更新。そんな3連休の最終日。


BGM
kiroro/冬のうた
椎名林檎/幸福論
林明日香/ake-kaze
矢井田瞳/My Sweet Darlin'
夏川りみ/涙そうそう

硬質で良質なミステリー

薬丸岳/天使のナイフ★★★★☆

会社の図書館前で、autumnさんに薦められたので借りてみた。第51回江戸川乱歩賞受賞作。満場一致での受賞決定も当然。非常に面白かった。

主人公の桧山貴志は大宮(作中の描写によると、県道2号線と氷川参道の交差点付近)にあるコーヒーショップの店長である。3年10ヶ月前、北浦和にある自宅マンションにて妻が殺害された。

犯行に及んだのは当時13歳の中学生3人組であったため、一切の罪に問われなかった。刑法41条には、14歳に満たない者の行為は、罰しないと規定されている。14歳未満の人間には刑事責任能力がないのである。犯行に及んだ少年達は、「逮捕」される事はなく「補導」されただけであった。

少年審判は完全非公開であり、桧山は加害者の顔はおろか、事件に関係する、あらゆる情報を隠匿される立場。情報源は、扇動的な文字が躍る週刊誌だけであった。「補導」から1ヶ月後、桧山はマスコミから審判の結果を知らされる事になった。その時、桧山はついに言ってしまう。
「国家が罰を与えないなら、自分の手で犯人を殺してやりたい」

桧山の平穏な日常に変化が訪れる。大宮公園にて、その時の犯人の1人沢村和也が殺害された。当然、桧山は疑惑の人となる。誰が何のために犯行に及んだのか?ちょっと長くなったけど、そんな話。

少年犯罪という重いテーマを扱っていながらも、決してミステリーの本質を見失っていない。最終的にミステリーが蔑ろ(ないがしろ)になってしまった「チーム・バチスタの栄光」とは違う。張り巡らされた伏線が見事に収束し、意表を突かれ過ぎるラストは秀逸。マジかよって感じですね。

個人的には、表の事件に隠された「裏」の事件の存在が際立っていると思う。憎悪が憎悪を生んでしまう負の連鎖に、言い様のない苦しさを覚えてしまう。だが、著者はしっかりと逃げ道を作っている。それに救われると同時に、話の展開に、ただただ感心させられた。

著者は、少年法の崇高な理想と、被害者側の心情を対比させ、本当の意味での贖罪・更生とは一体どういう事なのかを読者に問うている。これを読んで、様々な事を考えさせられた。

社会派でありながら、とにかく読み易いという点も評価されるべき部分だと思う。一気に読めた。

第41戦

天皇賞。

豪華メンバーが揃ったこのレース。勝ち負けの結果に関わらず十分面白くなりそうだ。3強はそれぞれに強みと不安な点があり予想は難航した。新聞2紙、予想紙1紙を買って、いつもに増して真剣勝負

◎ウオッカ
最後は好き嫌いで決めたが、プラス面が多い気がする。得意の府中、叩き2戦目、前方を走るであろう大和スカーレットを目標に出来る点、アンカツが作る淀みない流れ(かなり急流)により最後は追い脚比べになると思われる展開。結局、大和スカーレットに追いつけない可能性もあるが、揺るぎ無い本命。武豊が天皇賞に強い事も後押し。

○浅草キングス
昨年の菊花賞馬。その後のレースも安定感のある成績。この安定感がポイント。本日行われた全日本大学駅伝も安定感が売りの駒澤が結局勝った。頭は限りなく無いが2着までなら大いに有る。実力に比較して人気薄。狙いたい。

▲大和スカーレット
これ以上、印を下げられない。唯一の不安は半年以上の休み明けで天皇賞に挑んだ馬は3着にすら入っていないというデータ。まあ、それさえも霞む強さ。3連復の軸に押したい馬ですね。

△夢旅行
充実の4歳秋。安田記念の惨敗後は2000㍍の重賞を連勝。弱くない。むしろオッズに妙味。

△タスカータソルテ
マツリダゴッホを退けての札幌記念のレコード勝ちが光る。ルメールの乗り方次第では絡むかも。

△深空
タイムを見ると、懐疑的にならざるを得ない。あのダービーは同距離の1000万特別のタイムに劣り、前走神戸新聞杯も、弱いと言われた現4歳牡馬、昨年の覇者夢旅行のタイムに劣る。人気つきすぎじゃねーか。全然、美味しくないぜ

以下、オッズと実力を考慮し、桜メガワンダー、アドマイヤ富士、カンパニー。

単勝
14
馬連
14-1,2,5,7,9,12,16,17
1-7

3連復
7,14-1,5,9,12,16
1,14-5,9,12,16

多点買い。2-7が連対したら即終了でございます。


ここで勝負を見終えての感想を。

最高だったとしか言い様がない。勝者と敗者を分けた僅か2cmの差、レコード決着、歴戦の古馬に挑んだダービー馬の快走。文句のつけようがない。競馬史に残る名勝負。自分が生きてる間に天皇賞で牝馬のワンツーが見られるとは思わなかった。

名牝ウオッカと大和スカーレットについて、このレースを見て改めて感じた事がある。やはり後者の方が断然強いなと。ウオッカがコース適性を含め、ベストの条件だったのに対し、大和スカーレットはケガによる長期の休み明け。

勝負が決した後に、「たられば」はご法度だが、大和スカーレットが天皇賞前に、一叩きしていれば、まず間違いなく勝利を収めていたように思う。両馬共にベストの状態での対決が叶わなかったのは、残念ではありますね。

次の直接対決はおそらく有馬記念になるだろう。オレは迷わず、大和スカーレットの勝利と予想する。ウオッカと中山は、どうにも噛み合わないからだ。大和スカーレットは他の牡馬も寄せ付けないと思う。ただ、情にほだされてウオッカから勝負してしまう可能性もそこそこ高いけどね。

天皇賞前日の雑感

データを見れば見るほど大和スカーレットが最強という結論になってしまう。[7300]の連対率100%。自らペースを作り、その上で二枚脚を繰り出す。

逃げても上がり3F、34フラットが当たり前。アンカツはスローにはしないので差し馬に出番無しと笑う。不安は休み明けと言いたい所だが、鉄砲成績も[2000]と完璧。死角が見当たらねえ。

最強3歳馬深空は一線級の古馬と初対決。果たして豪脚は通用するかが焦点。恐るべき伸びを見せたNHKマイルだが、あの時のタイムで上がり33.9秒。これで大和スカーレットに追いつけるのか?33.9秒は秋華賞、4角で先頭だった大和スカーレットと同タイム。アンカツの言葉は決して出鱈目ではない

ウオッカ。追い込みが全く届かず、大和スカーレットの影を踏めずに負け続けているが、今回はベストの条件。ウオッカは完全な叩き良化型であり、毎日王冠は正に試走だろう。全てがここへの布石。上がり3Fのベストは33.2秒。影を踏める可能性はある

3頭以外では、
マツリダゴッホを退けて札幌記念をレコード勝ちしたタスカータソルテ
2走前新潟大賞典で上がり31.9秒で駆け抜けたオースミグラスワン
2000メートルで2連勝中の夢旅行
実力はあるのに人気が伸びない雰囲気の浅草キングスまでか。

第40戦

第69回菊花賞(10月26日)。

皐月賞馬主将トゥーレ、ダービー馬深空が出走しないのはやはり寂しい気がする。レベルが低いと言われるこの世代、上がり馬オウケンが人気を集めるのも当然か。オウケンは完勝か惨敗のような気がする。もちろん惨敗を想定して予想する。

◎ベンチャーナイン
後方待機から追い込みに全てを懸ける職人のような馬。前走神戸新聞杯の追い込みも鋭かった。勝ったプリンシパルSのような鬼脚が炸裂すればチャンスは十分。期待してる。

○大和ワイルドボア
しぶとさが長距離に向いている。スタミナを要する消耗戦になれば好勝負できる。

▲マイネルチャールズ
王道を歩み、常に安定した成績を出してきた馬。そろそろ日の目を見ても良いと思う反面、やっぱり勝ち切れない気もする。

△アグネススターチ
逃げ馬は要注意。皐月賞の例もあるし。

△ノットアローン
長距離の横山典。ここ2走の好走も見逃せない。

以下、
△ナムラ三日月
△ロードアリエス

2,3,5,6,9,15,18の馬連7点BOX。

荒れる事を想定し、事実荒れたのに、買い目はかすりもしなかった。オウケンが頭に入り、2着にフローテーションが突っ込んだ。3着にナムラ三日月。

TF理論で有名な、夕刊フジの市丸が◎フローテーション、○オウケン、▲ナムラ三日月と予想していた。3連単で52万。時々、新聞紙上には答えが書いてあるのだが、アッサリと見逃してしまう。

第39戦

3歳牝馬クラシック最終戦秋華賞(10月19日)。

抜けた存在がいないこの世代。人気馬と穴馬にオッズ程の差はない

◎リトルアマポーラ
ぶっつけ本番だが、出走してくれて嬉しい。クラシックは全て本命に押した。オレは浮気はしない。ひなげしの花が咲くか。

○レジネッタ
恐るべき安定感。外枠は不利だと思うが、この戦績を見せられると、さすがに買うしかない。

▲FTマイア
桜花賞2着、オークス2着。ということは?期待しています。

△マイネレーツェル
ローズSの勝ち馬を無視しちゃいかんでしょ。

△赤アゲート
春は期待を裏切られたが、再び買う。鞍上は相性最悪のウチパクだけど気にしない。この馬、勝ちが全て2000㍍。

以上馬連BOX 5,6,7,9,17。

トールポピーはローズ惨敗がだらしなかったので切った。ここ一番で強い事を加味しても無理だ。

大波乱。どうしようもねえ。

第38戦

メインの毎日王冠(10月12日)

天皇賞へのステップレース。断トツの1番人気だったのに直線で大失速したグラスワンダーの事を思い出す。今回はデータじゃなく情で買う。

◎ウオッカ
休み明けは不安、牝馬で57㌔は酷量などと言われているが、そんなもん関係ない。この馬は常識外。牝馬でダービー、安田記念を制覇してるんだから。得意の東京、切れ味勝負になりそうな展開もこの馬向き。好きな馬と心中です。

○サンライズMAX
弱いと言われていた4歳牡馬達も、この夏そこそこ勝っている。この馬には是非ともここで力を発揮して欲しい。その期待感だけで対抗に。

▲オースミグラスワン
前走の新潟大賞典で見せた上がり31.9秒の鬼脚は非直線コースでは歴代最速。切れ味勝負になればあるいはという気がする。

△トーセン主将
函館記念を快勝。その節は勝たせて頂いた。そして4歳牡馬。一発期待。

△夢パスポート
復活の時を待ち、買い続けますよ。松岡でもダメ。天才ルーキー三浦皇成はどうか。

桜メガワンダーは長距離輸送すると[0004]。これじゃあ買えない。カンパニーはもはや限界かと。

馬連3-7,13,15,16
単勝はつかないので買わず。

スーパーホーネットが1着。距離が長いという理由で即切りでした。

突然の終戦

オレが所有しているJASDAQ上場の不動産の会社が10月31日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、経営破綻した。オレはこの事実を今日付の夕刊フジ週末特別版紙上にて知った。

まさかの展開である。冗談で語っていた事がマジになってしまった。

11月1日から整理ポストに入り、12月1日に上場廃止となる。とりあえず、すぐにでも売りに出すが、大幅な損失は免れない。週明け、どれくらい株価が下落するのか、素人なもんで全く見当もつかないが、指値ではなく成行で勝負をかけてみようと思う。

マネーゲームをする投資家がいるため、値動きは常に不安定になる様だ。株価は限りなく低くなるので、変化し易い。1円が5円になったら、価値が5倍になったのと同じ。この原理を利用したい人間が大量に買いに走るという訳だ。売りの圧力とのバランスを見極め、売り抜けて儲ける。レベルの高い読みが要求されるリスクの高い投資方法だが、そのリターンも大きい。まあ、オレには到底無理だ。

初めての売り注文は、事実上の倒産がもたらしたという結果になっちまった。苦過ぎる株デビューである。

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