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ラインを越えて

会社のとある場所にある箱には、その役割をまっとうした新聞類が大量に入っている。当日付のモノも珍しくない。ここにある紙媒体は会社にとって不要なモノなので、『欲しければご自由にどうぞ』の状態である。

オレは、時々この箱の中から、お気に入りの新聞を持って帰る。もちろん地下鉄で読むために。こんな時、自分が広告代理店で働いていて良かったなあと思ってしまう。それと同時に、自分の会社が一応マスコミという業種に分類される事を実感する。

最新の夕刊フジが入っている時は最高に嬉しい。やっぱり夕刊フジは面白いよ。ほぼ毎日読んでいる。記事は政治、経済、健康、芸能、スポーツがバランス良く配置され、タブロイド独特のキナ臭さはあるものの興味深いものが多い。競馬面もそこそこ詳細で侮れない。

越後湯沢に向かう新幹線の車内で、KGさんと夕刊フジを含む夕刊紙について話した。

オレ「オレ、夕刊フジ大好きで、ほぼ毎日買って読んでますね。面白いですよ」
KGさん「夕刊フジは、地元では売ってなくて、BLUE HEARTSの歌でしかイメージできなかった」
オレ「くたびれた顔をして 夕刊フジを読みながら 老いぼれてくのはゴメンだ ですよね」
KG「そう。だから東京出てて初めて見た時、これがあの『夕刊フジ』かあと思った記憶がある。満員電車の中でこれを読むようになったら終わりなのかと」
オレ「いやいや相当面白いですって。地下鉄には、読んでるリーマン一杯います」
KG「分かるよ。紙面のサイズも小さめで、リーマンが電車で読むには丁度良い内容だと思う。この前、某夕刊紙の会社に行った時、聞いた話で本当かどうかは知らないけど、成る程と思った話がある」

面白そうな切り口である。是非聞いてみたいと思ったオレは先を促した。

KG「夕刊紙は需要がありそうなのに、何故全国展開していないか?その理由は、地方の人間は通勤にほとんど時間をかけないから。通勤に1時間以上もかけるのは、一部の大都市と東京近辺に住む人だけしかいない。夕刊紙はtksと同じように、帰りの電車の中でちょっと読みたいと思うモノなので、都内と違って通勤時間が短い地方では、ほとんど売れる見込みがないらしい。よって、地方では一切売ってない。向こうの会社の人がそう言ってた」

通勤時間に1時間かける事が当たり前だと思うのは、ずっと埼玉に住んでいたからなのか。言われてみて初めて気付いた。所変われば常識が常識ではなくなるという事ですね。

夕刊紙が全国で売られていないのは知らなかったが、その理由については大いに納得。良い話を聞かせてもらいました。

こういう無駄と思えるな様な知識の集積が、その人に深みと厚みをもたらす。そして、時には思いがけない効果を生み出す。オレはそう信じております。

BGM
THE BLUE HEARTS/ラインを越えて
平原綾香/JUPITER
aiko/桜の時
鬼束ちひろ/月光
SPITZ/桃

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