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衰退する他なさそうだ

朝の報道番組を見る限りだが、最近はスポーツの話題を多く取り扱っているように思う。

朝青龍、ハンドボールの予選やり直し問題、ハニカミ石川遼関連、女子卓球四元奈生美の派手過ぎる衣装、井上康生と東原亜希の結婚などなど。

特に朝青龍には各局時間を割き過ぎているような気がする。奴が勝とうが負けようが、大して興味がない。他のネタも同様のレベル。オレの偏ったスポーツ愛は特定の分野にしか反応しない。

それに比べて、高校サッカーの扱いは余りにもアッサリし過ぎていた。まるで、松中が3冠王を獲得した時のようである。スポーツ新聞でも、扱いが地味過ぎて、本当に松中が3冠王になったのか疑問を抱いたくらいだった。

流通経大柏のエース大前がいたのにもかかわらずである。インター杯、全日本ユース、冬の選手権全ての大会で得点王を獲得した選手ですよ。国見出身の大久保嘉人、同じく国見出身の平山相太でも2冠までだったと言えば、どれほど凄い事か分かるだろう。大偉業だ。その意味で、今大会は話題性は十二分だった訳だ。それなのにここ数年と同じ様に、地味な感じで終わりを迎えてしまった。

なぜだろうか。答えは簡単。

高校サッカーの価値が下落し続けているから。これに尽きる。決勝開始のホイッスルの瞬間、ピッチに散っていた流通経済大柏、藤枝東の22人の選手の内、来年J1の舞台でサッカーをするのは、先に挙げた得点王3冠の大前唯1人であった。

その大前ですら、清水エスパルスが高卒枠を増枠しての獲得と聞いている。将来のスターになり得る逸材達は、早くからJクラブのユースチームの門を叩く、これが主流になって来ているという事なのだろう。日本も徐々に、セルジオ越後が言うところの、「正常な状態」に近づいてきてるようだ。

セルジオはこう言った。
「高校はサッカーを教える所じゃない。学業を教えるところだよ」と。

子供の頃から高校サッカーを見続けてきたオレにとっては、何とも悲しい現実ではあるが、日本サッカー発展のためには、Jのユースに好素材が流れる方が良いのかも知れない。実際、ユースから素晴らしい選手が輩出されているという事実もあるしね。具体名を挙げたらキリがないくらいだ。

高校サッカーは与えられた役割を果たしたと言えるのではないか。言い過ぎかも知れないけど。ともかく、これ以上の発展は望むべくもないだろう。悲観論は嫌いだ。でも根拠無き楽観論はもっと嫌いだ。

時代は変わる。中島みゆきもそう歌っていた。

10年後、高校サッカーは全国中継されているのだろうか。蒼井優は女優を続けているだろうか。答えは、その時にならないと分からない。

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