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素直に驚いた

今日のように早目に退社した日は、敢えて最寄の神田駅から帰らず歩く事が多い。

何もこれは、メタボリックなオッサンよろしく、ダイエットまたは健康のためという訳じゃないし、30代独身女性よろしく、美容または体型維持のためでもない。

まあ単なる気紛れに過ぎないのだが、強いて言うなら早く帰ってもやる事ないし、時間を持て余すだけだからという事になるだろうか。切ねえな、オレ。

今日は連休明けで、そこそこ疲れていたのだが、何故だか歩いてしまった。しかも、大手町を通過して、竹橋まで。江戸通から永代通へ出て、大手門の交差点で右折し、内堀通に入るというルート。

皇居のお堀には、夜であるにも関わらず、何人もランニングをしている人がいた。滅法走り易い場所に違いないが、平日の、しかも夜に走る事もないと思う。彼等のその行動は、余りにも眩しく、健康的過ぎて、会社帰りのオレの精神にかなりのダメージを与える。

加えて、お堀に辿り着く頃、徒歩開始後、30分を経過していたオレの胸には『何故、オレは大手町で電車に乗らなかったのか?』という後悔の念も渦巻いていたのである。キツかったね。

東京消防庁を過ぎた辺りで、見慣れたメトロの看板が青白く光っている。竹橋駅の文字が目に飛び込んできた。大手町駅の端(千代田線)からだと、そんなに遠くないという印象。しかし大手町駅、範囲広過ぎだね。地下に続く出口は一体いくつあるんだろうか。分からない。東西線の大手町駅は、かなり神田寄りに位置している。半蔵門線からの乗り換えは地獄である。

竹橋で東西線に乗ってからは、本当にあっという間に、早稲田に着いた。耳から聞こえてくるJON BON JOVIの歌声は、精神的なダメージを癒すに十分であり、お堀で受けた精神的なダメージを心地良い疲労感に変えていた。今日は、メシが上手くなりそうだ。

駅に到着後、自宅には帰らず、家から最も近い場所にあるクリーニング店に向かった。昨日、8本のネクタイをクリーニングに出していたからだ。ネクタイをクリーニングに出すのは、おそらく2年半前に入社して以来初めてだと思う。

店に入って、オレを見るなり、おばさんと呼ぶには年を取り過ぎてる店員が、「ネクタイですね」と声を掛けてきた。さすがに昨日の今日だ。

オレは、頷き、待った。

90秒後、店員は奥から、針金ハンガーに掛けられた8本のネクタイを持って来た。そして、スッとオレに手渡した。

「このままでいい?」
「いいですよ、このままで」

ネクタイを見ながら、何気ない感じでこの台詞を吐いたが、オレの気持ちはかなり高ぶっていた。

『クリーニングするとネクタイはこんなにキレイになっちまうのか。すげえよ』
マジで驚いた。感動である。

昨日とは全く色が違う。そして、気のせいかも知れないが光沢が増しているように感じられる。

1本400円と言われた時は、『高過ぎるだろ。ワイシャツ1枚でいくらだと思ってんだ』などと憤ったが、決して高くない。今なら分かる。この仕上がりなら文句ねえ。

ちなみに、ネクタイのクリーニングが400円というのは、実はリーズナブルな価格設定らしい。相場を知らないという事は、消費活動を行う上で、致命的な欠陥になりますね。逆に、それを知らない事によって、幸福を得られる事もあるんだけどね。

モノがキレイになると、何だか嬉しくなる。これは極普遍的な心理と言えるかも知れない。荒んだ心をキレイにするために努力してみようかな。

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