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初の対外試合3

2試合目、相手のユニフォームはスペイン代表。共に赤なので、自分のチームが緑のビブス着用となった。

非常に厳しい内容だったように思う。前線からのプレスが思うようにかからず、中盤でボールを回され、さらに左右に振られと、守備は遅れて対応するという展開。サイドに出た時の判断の難しさに頭を悩ませた。オレが、そこにチェックに出て行くと、誰かがカバーしない限り中が空いてしまうからだ。まあ、これについては、最後尾を務める限り、常について回る問題なのだろうけど。

逆サイドのバック紘生さんは状況を見て、カバーに回ってくれる事が理解できたので、果敢に出て行く事を選択する事にした。逆の場合は、当然、カバーすることを意識してプレーした。確固たる約束事はなかったが、時間の経過と共に、暗黙のうちに微妙なポジションチェンジを行えるようになっていた。

前半に先制点を奪われ、後半へ。

中盤後方で、ギド・ブッフバルトばりのスライディングタックルをかましてインターセプトに成功した積もりだったのが、その瞬間、主審のホイッスルが鳴り響いた。ファールの判定。マジ?完全にボールにいってたぜ。相手は派手に倒れただけだろ。すぐに最後尾まで戻ろうとすると、主審に呼び止められた。そして、イエローカードの提示。あり得ない。ファールですら無いのに。

「背番号は?」
ビブスで見えないからである。

「55です」
あからさまに憮然とした表情で答えるオレ。

結局、この試合もゴールを割る事ができず敗退。1試合を残しながら、予選リーグ敗退が決定してしまった。

誰かが言った。この流れは、フランスW杯の日本代表と一緒だと。という事は、まさかウィットモアに2得点を奪われ散ってしまうのか。

相手は、ラツィオのユニフォームに身を包んだ、平均年齢オーバー33のオッサン軍団。見た目、最弱の相手だ。やはりジャマイカという事になりそうだ。

しかし、しばらくして衝撃の事実が明るみに出る。イチさんが、別のチームの人から情報を仕入れてきたのだ。

「次の相手、2連勝してるって」

最強と最弱の争い。とにかく得点が欲しい。金曜、会社の会議室でみんなで語り合った事が脳裏に浮かんだ。

「最後の試合まで無得点で、とにかく1点取ろうという流れになったら最悪だな」

現実は厳しかった。優勝争いに食い込むという青写真を描いていた事が何だか懐かしく思えた。

最後の試合はチームのプライドを懸けた試合となる。

つづく。

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