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元祖・本家

街を歩いていると、飲食店、とりわけ蕎麦、うどん関連や、丼物を扱う店の名前に付されている「元祖・本家」という文字をよく見かける。

みなさんもご承知のように、軽く99.99%以上はガセである。みなに嘘だと見破られているのが明らかになのに、それでも使ってしまう程の力を含んだ枕言葉なのだろうか?オレは決してそうは思えない。

オレの持論に、【パイオニア(先駆者)は絶対的に偉い】がある。その道の礎を築いた先人達がいなければ、何も始まらないのだから、パイオニアはもう手放しで褒めるしかないのである。だが、彼等が最後まで優秀であり続けるとは言い切れない。

家庭用ゲーム機(この言葉自体がもう死語だけどね)で考えてみると分かり易い。家庭用ゲーム機の草分けと聞いて、真っ先に頭に浮かぶのは、任天堂が生み出したファミコン(FC)である。言うなれば、任天堂は、『元祖・家庭用ゲーム機の店』という事になる。

元祖または本家に違いない任天堂が現在『最高のゲーム機の店』であるかどうかは正直怪しい。SONYがPS、Microsoftがx-boxというそれは素晴らしいゲーム機を世に送り出しているからだ。

今でこそ、DSとwiiで再び覇権を奪い返しつつあるが、PSが発売された当初の任天堂の凋落ぶりはオレに鮮烈な印象を与えた。よくぞ復活したなあと思う。ポケモンという名の鉱脈を見つけられなければ、本当にどーなっていたか分からない。

という訳で元祖・本家が、良質なモノを提供できる保証などないのである。

話を飲食店に戻してみれば、こう結論づける事ができる。

その店が例え本当に「元祖・本家」であったとしても、美味い料理が出てくるとは限らない。勢いで、さらに踏み込めば、「元祖・本家」を謳う事によってアピールできるのは、『かつてパイオニアでした。だから、当時は偉かったんです』という事以外には何も無いのである。

要するに、アレは全く持って無意味な広告なんですね。
「元祖・本家」という言葉が醸し出す重み、深みには、騙されちゃいけませんよ。大事なのは、過去ではなく今現在どうなのかなんだから。

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